1/10000思考についての考察

[[こんばんは。

さて今日は、タイトルの通り、”1/10000思考”という、勝手に私が命名した思考法について考察していきたいと思います。



1/10000思考

”1/10000”

この数字を見て皆さんは何を想像するでしょうか?


3が、マジックナンバーと呼ばれ、思考をまとめる際に役に立つように、実は、1/10000という数字も思考を重ねる上で非常に示唆に富んだ数字といえます。
具体的に、1/10000が意味する三つの点を以下見ていきましょう。

  • 同年代の1/10000

僕たちの同年代には、1億人×1/80(平均寿命を80歳と仮定)=150万人の人たちがいます。
その中で、大学に進学するのは、現在の進学率が約50%なので、75万人ほど。
さらに、所謂、難関大学に進学するのは、75万人中の5%で約4万人。
さらに、難関大学の中でも、それなりに勉強している層が5%、つまり、約2000人。
さらに、その中で、グローバル人材、つまり、同世代の日本代表として、戦っていく人の数は、2000人×5%=100人
つまり、同世代のうちの100/150万、つまり、約1/10000(こじつけ笑)の人がグローバル人材になりうるという概算です。

もちろん、学歴関係なく、活躍している方もいるし、一概には言えない数字ですが、単純化して考えるとこのような数字が出てくるのです。
つまり、ビジネスパーソンとして、最高峰の舞台で戦いたいと考えている時、自分は、同世代の1/10000であるのかどうかという思考は、自分自身の評価軸として有効であると考えられます。

僕自身も、自分がボーとしてしまったり、気を抜いてしまっている時、同世代の1/10000層は、この時間にも努力しているぞと自分に言い聞かせています。

  • バリューの評価軸としての1/10000

今呼んでいる「イシューからはじめよ」という本にこんな記述があります。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

バリューの本質とは「イシュー度」と「解の質」という2軸からなっている。「イシュー度」とは、自分の置かれた局面でこの問題に答えを出す必要性」、そして「解の質」とは、そのイシューに対してどこまで明確な答えを出せているかの度合いとなる。そして、イシュー度、解の質双方の成功率は1/100、つまり、真のバリューが生まれる確率は、1/100の二乗で、1/10000であるということです。

つまり、自分のアウトプットのバリューを図る際、このアウトプットは1/10000の価値があるものなのかという思考が有効であるといえます。

  • ブレイクスルーの基準としての1/10000

最近、僕がお世話になってる楽天の執行役でインテリジェンス創業メンバーの島田亨さん(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E7%94%B0%E4%BA%A8)に言われたことなのですが、人は、社会人になってからの10000時間をいかに仕事をするかどうかで、ブレイクスルーできるかどうかが決まるそうです。

一時間一時間、つまり、1/10000の時間を有効に使えているのかどうかを考えるのは有効であると考えられます。



”1/10000思考”いかがだったでしょうか?僕も、この思考を肝に銘じて、精進していきたいと考えています。
特に、いまは、1/10000思考の1つ目と2つ目、つまり、1/10000のバリューをだせるよう努力し、同世代の1/10000の舞台を目指していきたいと考えています。いざ、決戦!!]]