濱口祐自@晴れたら空に豆まいて

今日は早々に仕事を切り上げ、濱口祐自のライブを聴きに晴れたら空に豆まいてへ。ライブマジックに続き2回目。

濱口祐自を初めて聞いたのは、山帰りの車で流していたラジオ、バラカンビートにて。衝撃が。
完全南部のブルースギターリストにしか聞こえないこのギターが日本人によるものなんて!

そして、驚きググるとその経歴もまた衝撃・

59歳にしてメジャーデビュー!
マグロ漁船乗組員、体操教師、クラブオーナーなどを経て、何と59歳にしてリリースしたメジャーデビューアルバム。那智勝浦でギターをつま弾き続けた男の奇跡の一枚だ。
出典
【聴きたい!】ポピュラー新盤 濱口祐自 59歳…奇跡のデビュー - MSN産経ニュース

細野晴臣をしてこうだ。

「熊野人、凄いBlues 魂。こういう人が潜伏しているとは、日本は不思議な国だ。」細野晴臣

濱口祐自だからこそ弾けるギター、そして、その魂から奏でているような音色。どこから湧き出てきたんだろうと思わせるような人間としてのあふれ出る生命力。(話しかけると逆に10分くらい一方的に話してくる勢いとも...)

同じ曲を弾いても毎回毎回演奏の味が違い、かつ、演奏者とお客さんもお客さん同士も同じ目線で楽しめる。かといって、常に演奏の腕は、常に一流。こころが沸き立ち、底抜けに明るく、いつまでのこの空間にいたいと思わせる濱口祐自のライブは魅力的なライブを絵にかいたような空間。

年初からいいライブに行きました。ブルース巡礼に南部にいくように、今年は和歌山は勝浦に足をむけ、この不思議なミュージシャンを生んだ地と、その地で濱口祐自のライブを聞きたいと思う。