自分自身の現状についての考察

長らく記事を書いていなくてすみません。

さて、就職活動の中で、自分の無知さと、人間としての至らなさについて痛感させられることが多い今日この頃です。自分自身に関する、その二つの問題点について以下考察していきたいと思います。


無知さに関して。
自分の思考力は付け焼刃なものでしかなく、答えのないものに対して、ゼロから答えを導きだしていく能力が著しく欠如しているということです。たとえ、導きだしたとしても、自分の価値観や、世の常識に縛られてしまっていて、革新性のない、NoValueな答えになってしまうことが大半です。

この自分自身の問題にたいして、まず、根本的な思考力のトレーニングを行っていかなくてはならないと考えています。新聞の記事や、周りの問題に対して、記事や通説を鵜呑みにして、思考を停止するのではなく、自ら、仮説をたて、思考を重ねていくことで、立証するというプロセスを日常的に行っていく必要があると考えています。

今まで、私は、インプット量の多さをひとつ自分の強みとしてきましたが、一方で、根本的な思考力を磨いていく上で、こうした浅く広い知識がボトルネックになりえると考えています。浅く広い、アプリケーション的な知識をつけるのではなく、自らの思考力のOSとなりうるような知識のインプットを図っていきたいと考えています。以下、そのために読もうとしている本です。自戒のためにもここに記しておきます。

比較制度分析序説  経済システムの進化と多元性 (講談社学術文庫)

比較制度分析序説 経済システムの進化と多元性 (講談社学術文庫)

システムの科学

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  • 作者: ハーバート・A.サイモン,稲葉元吉,吉原英樹
  • 出版社/メーカー: パーソナルメディア
  • 発売日: 1999/06/12
  • メディア: 単行本
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人間としての至らなさに関して。
私は基本的に、自分自身に自信をもつようにして、潜在的な力はないかもしれないけど、量的な努力をもってして高い目標を達成する、というスタンスをとってきました。このスタンスは、まあ、いいと思うのですが、自分の悪いところは成果を出す前から、虚栄を張り、根拠のない自信をあたりに振りまくということなのだと、社会人の方々や友人と対話を通して、また彼らからのFeedBackを受けて、いまさらながらに気付かされました。さらに、成果を出していないにもかかわらず、高い目標を掲げているということだけに満足し、自分自身は特別だというような錯覚に陥っていることが度々あるのではないのか気付かされたのもまた事実です。

こうした、問題をいかに解決するか。まず、根拠のない自信にならないために、圧倒的な努力をすること。そして、基本的に、成果を出してから、自信をのぞかせること。しかし、成果とは、一朝一夕に出るものではないので、なぜ、自分が自信を持っているのかを、過去の経験、現在の努力、将来への見通しを持ってして、わかりやすく人に伝えなくてはいけない。そして、人に伝える際も、独りよがりにならず、他人の意見や、他人からの忠告を受け入れれる傾聴力をつけていかなくてはと思います。



以上の、二点の自分の問題に対するインプリケーションとして、素晴らしい記事があったので記しておきます。

手が届かない目標設定で思い出すのが、私自身が今のファームに入った当時に設定した目標です。

努力と結果が重要な世界だということも理解をしていましたし、やる気もみなぎっていたので、「他人の4倍のクオリティの仕事をする」を目標に据えました。

その達成のために考えた打ち手が、「他人の2倍の時間働く」×「時間当たりの効率を他人の2倍に上げる」でした。


外資系 戦略コンサルタントの着眼点
http://www.google.com/gwt/x?source=reader&u=http%3A%2F%2Fameblo.jp%2Feigo-gogo%2Fentry-10793954675.html

この著者の方がおっしゃる通り、高い目標設定に対しても、確かな成果をだし、overextensionしていきたいと思います。





近いうちに、こんな無力な自分が、どのようにキャリアを描いていくのかについて、具体的には、なぜ、一般的な日系企業ではなく、外資コンサルタントを目指すのか、さらには、私は日本の製造業の再興に貢献したいと言っているがなぜ製造業なのか、そもそも、製造業を再興することは社会の役に立つことなのか、といった点について、考察していければと考えています。では、今から、GDなので、今日はここらで。